業務用生ゴミ処理機を比較検討する際のポイントは?3つの処理方法の特徴

業務用生ゴミ処理機と一言で言っても、様々な種類があります。自社への導入を検討する場合、特に注意したいのは次の4点です。

  1. 問題なく設置が可能なサイズ
  2. 一度に処理できるゴミの量が適切か
  3. 電力コストを省エネできているか
  4. メンテナンスが楽かどうか

業務用ごみ処理機を扱うメーカーは当社を含めて多々あるため、4つのポイントすべてをいちいち確認して比較するのは非常に手間でしょう。

そんなときにまずチェックしていただきたいのが業務用生ごみ処理機の処理方法です。処理方法が分かれば、③・④で挙げたランニングコストとメンテナンスについても、ある程度傾向がわかります。

今回は、生ごみ処理機の処理方法の違いについて解説します。

目次

業務用生ゴミ処理機の3つの処理方法

業務用生ゴミ処理機の処理方法としては、一般的に普及しているのは次の3種類です。

  • 乾燥式
  • 炭化式
  • バイオ式

それぞれの特徴についてまとめました。

乾燥式生ゴミ処理機

乾燥式生ごみ処理機の場合、ヒーターなどの熱源や温風で生ごみの水分を蒸発させて処理しています。生ゴミを乾燥し、攪拌・破砕することで、ごみの減量化と衛生化ができる方式になります。

メリット
機械的に蒸発を行うため、バイオ式のように微生物の生育環境を整える必要はない。

デメリット
ごみ処理の間、熱源を用意し続けるため、消費電力・燃料費が高い。

消費電力・燃料費が高いということはエネルギーコストも大きくなるため、環境に優しいとは言いがたい処理方式だと指摘されています。

炭化式生ごみ処理機

電熱・温風・マイクロ波などを活用して、乾燥型よりさらに高温状態をつくりだし、生ごみを炭化させるのが炭化式生ごみ処理機の特徴です。乾燥型と同じく、ごみの量を減らすことができ、出来上がった炭は燃料や土壌改良材として用いることができます。

メリット
乾燥式以上にごみの減量は可能

デメリット
乾燥式と同様に消費電力や燃料費が高くつく

先述した通り、消費電力や燃料費が高くつく処理方法は環境に優しいとは言えず、たとえばSDGsの観点から生ごみ処理機を導入したい企業の場合、乾燥式・炭化式はいずれも不向きであると言えます。

参考記事:SDGsに企業が取り組む理由:大手食品産業の取組みに見るメリット

バイオ式生ゴミ処理機

バイオ式生ゴミ処理機は、生ゴミなどの有機物を微生物の力で酸化分解することで、最終的には炭水化物と水になるまで分解するものです。その過程で、ごみの減量化はもちろん悪臭をへらすことができます。

メリット
乾燥式や炭化式に比べると、省エネルギー

デメリット
価格が高いことが多く、サイズ的にもかさばる

当社の取り扱う業務用生ゴミ処理機「ゴミサー」もバイオ式の処理方法を採用しています。

メンテナンスが楽かどうか?

業務用生ゴミ処理機の購入の際のポイントで見落としがちなのが日々のメンテナンスです。初期費用が安くてもランニングコストが高くついてします場合が多々あります。メンテナンス費用まで含めて検討をお勧めしております。

■メンテナンス頻度

メンテナンス契約メンテナンス頻度一回当たりの費用
他社必須毎月~2ヶ月に一度数万円(機種による)
当社 ゴミサー任意年1回~年2回数万円(機種による)

ゴミサーのメンテナンスは、お客様で出来る簡単なお掃除レベルなので特にメンテナンス契約は不要。しても年1回。
菌床の交換、取り出しはありません。

■10年間のランニングコスト比較

会社(メンテナンス頻度)1年間のランニングコスト10年間のランニングコスト
他社(毎月1回)24万円240万円
当社ゴミサー(年2回)4万円40万円
*1回あたりのメンテナンス費用が2万円として

当社のゴミサーのメリットは様々ありますが、特にランニングコストやメンテナンスを気にされる方には非常に好評です。商品産業の企業様や福祉施設など、全国に2,300台以上を設置させていただいております。

気になる価格や設置スペースについても、用途に応じたご提案をさせていただきます。ぜひ一度お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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