業務用生ゴミ処理機4タイプ(消滅型・液状分解型・堆肥型・乾燥式)の比較表

業務用生ゴミ処理機4タイプ(消滅型・液状分解型・堆肥型・乾燥式)の比較表

項目 消滅型 液状分解型 堆肥型(バイオ式) 乾燥式
処理方式 微生物の力で水と炭酸ガスに完全分解 微生物+撹拌+散水で水溶液に分解 微生物による分解で堆肥を生成 熱風で水分を蒸発
体積を減らすのみ
処理時間 数時間〜半日 約5〜24時間(生ゴミの種類による) 数日〜1週間程度 数時間
臭いの発生 ほぼ無臭(臭気発生源が残らない構造) ほぼ無臭 発酵臭が出やすい 比較的少ない
処理後の用途 水と炭酸ガスとして排出、残渣ほぼゼロ
(減容率99.9%)※水は希釈して自家用気機能水に(ご利用に関してはメーカーにお問い合わせください)。
水溶液として排水可能、残渣ほぼゼロ

※水溶液は希釈して自家用機能水に(ご利用に関してはメーカーにお問い合わせください)。

堆肥として再利用可能

自家使用は可(ご利用に関してはメーカーにお問い合わせください)

乾燥ゴミとして廃棄または堆肥化

未発酵の有機肥料として自家使用可。土に混ぜて1〜4週間熟成が必要。多量使用や塩分・油分の残留に注意。

エネルギー代 別途水道代
(型式により異なる)
別途水道代
(型式により異なる)
基本的に不要
(手動式)
加熱するため高額
メンテナンス 特殊なメンテ不要、水洗い程度 微生物(菌)の短サイクル補充が必要、汚泥が多いため定期的に取り除く必要あり 微生物の管理・基材補充 フィルター清掃など軽微
設置場所 屋内外両対応、衛生性高く保育園等でも導入実績多数 室内設置可能、コンパクト設計 屋外推奨(臭気対策) 屋内設置可能(静音設計)
導入コスト 中〜高価格帯(小型から超大型まで処理性能に応じたラインナップ) 中〜高価格帯(処理量に応じた機種あり) 比較的安価なモデルもあり 高性能モデルは高価な傾向あり
補助金制度 一部自治体で対象(CSR・環境対策として導入事例あり) 一部自治体で対象(環境貢献・CO2削減) 一部自治体で対象 同様に補助対象となる場合あり
おすすめ業種 保育園・病院・介護施設・食品工場・空港・ホテル・スーパーなど 空港・ホテル・スーパー・病院・介護施設など 農業・園芸・環境配慮型企業 飲食店・ホテル・食品加工業など

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