業務用生ゴミ処理機の選び方|失敗しない6つの比較ポイントをプロが徹底解説

業務用生ゴミ処理機の選び方|失敗しないための6つの選定ポイントを徹底解説!

業務用生ゴミ処理機の選定に迷ったときの6つのポイントヘッダー画像

業務用生ゴミ処理機の選定に迷ったときの6つのポイントヘッダー画像

業務用生ゴミ処理機を探す際に、どのような基準でどのように考えて選定すべきか、お悩みではありませんか?

業務用の消滅型生ゴミ処理機といっても様々なメーカーがあります。各メーカーとも独自の考え方ですばらしい製品を作られています。

しかしながら、実はカタログ記載処理能力や本体価格だけではわからない部分に大きな違いがあるんです!

【結論】失敗しない!業務用生ゴミ処理機 6つの選定ポイント

  • ポイント1:処理方式(消滅型・液状分解型など)の違いと排出物の扱いを理解する
  • ポイント2:カタログ値ではなく「実際の処理能力(実測値)」と「投入回数」を確認する
  • ポイント3:機械に投入できる生ゴミの「種類(分別・制限)」を確認する
  • ポイント4:日々の清掃など「メンテナンス頻度と人的コスト」を比較する
  • ポイント5:菌・菌床の補充・交換にかかる「見えないランニングコスト」を把握する
  • ポイント6:本体価格だけでなく「7年間のトータルコスト」で総合的に判断する

ここでは、業務用生ゴミ処理機の選定でお悩みの方に、失敗しないための重要なポイントを6つピックアップしてご紹介いたします。
この6つのポイントを基にお考えいただければ、きっとあなたに最適な業務用生ゴミ処理機が見つかると思います。

1.処理方式の違い(消滅型・液状分解型・堆肥型・乾燥式)を比較

業務用生ゴミ処理機には大きく分けて4つのタイプがあります。

① 消滅型(バイオ式・消滅処理)

消滅型は微生物の力で生ゴミを水と炭酸ガスに分解するタイプです。減容率は99.9%となっています。処理は全自動で分解速度も速く、メンテナンスはユーザー様による月に一度の簡単な清掃※で可。このタイプは水として排出するため、堆肥などの処理に気を使う必要が無いだけでなく、業務用生ゴミ処理機の中でも、残渣ほぼゼロ・臭気ゼロ・低コスト・高衛生性を実現しており、介護施設、保育園、病院、ホテル、レストラン、官公庁、船舶など幅広い分野で数多く採用されていることから、業務用生ゴミ処理機の主流となっているといっても過言ではありません。尚、排出水は希釈して自家用機能水として再利用可能です(ご利用方法に関してはメーカーにご相談ください)。資源循環で環境負荷を軽減させることができます。 ※ 年に一度のメーカーメンテナンスを推奨(任意)

② 液状分解型

液状分解型も微生物の力を使います。こちらも大枠では消滅型に分類されますが、生ゴミは液状化され水溶液として排出されます。尚、排出された水溶液は希釈して自家用機能水として活用可能(ご利用方法に関してはメーカーにご相談ください)です。本体が非常にコンパクトなため、設置スペースを気にされる方にはおすすめとなります。しかしながら、非常にコンパクトであるがゆえに、生ゴミをまとめて投入する事が出来ない為、複数回投入しに行く必要があるなど、人件費や従業員の方への負担(人的コスト)がかかる傾向にあります。また、ご飯類は30%までしか投入できないことや、野菜の芯、肉類の処理が苦手など、投入する生ゴミの種類に注意が必要です。汚泥が多い為、毎月~4カ月に1度程度のメンテナンスが必要です。

③ 堆肥型(コンポスト・バイオ式)

堆肥型(バイオ式)は微生物で分解するタイプですが、生ゴミの量が多い場合、分解まで数週間?数ヶ月かかるため、堆肥を必要とされる業種におすすめとなります。管理が非常に難しく、生ゴミの水分が多すぎると分解が遅れるため、乾いた素材(紙くず・木くずなど)を混ぜる必要があります。また、水分が少なすぎても微生物が活動しにくくなるので、適度な湿度を保つことも重要です。生ゴミの処理方法として検討する場合は、事前に堆肥の活用先を確保しておくことが大前提となります。実質的には、ゴミの削減よりも環境教育や地域の資源循環活動の一環として導入されることが多く、堆肥を生成することが目的となっています。

④ 乾燥式

乾燥式生ゴミ処理機は熱風で水分を蒸発させ乾燥させることで体積を減らすタイプです。この他に『生ゴミ乾燥機』というものがありますが、こちらは送風乾燥に特化した機械装置になります。乾燥式生ゴミ処理機は生ゴミを分解消滅させることが目的ではなく、生ゴミの体積を減らすことを目的としています。完全消滅ではないため、乾燥ゴミ(パリパリ状)の廃棄が必要です。乾燥式生ゴミ処理機は、水分を乾燥させるために大きなエネルギーを必要とします。結果として、高熱費(電気、ガス、灯油)が高騰する傾向にあります。空気清浄機程度の音が出るため、静音性が求められる場所では注意が必要です。また、臭いの面でも、脱臭フィルターがありますが、長期使用で臭いが出ることがあるとの声があります。乾燥ゴミをそのまま肥料にするには、さらに堆肥化処理が必要です。乾燥式生ゴミ処理機は運用する際に、危険物取扱者の選任が必要になることがありますので、こちらに関しても注意が必要です。

① 消滅型(主流・高衛生)

微生物の力で生ゴミを「水と炭酸ガス」に分解。現在の業務用で最も選ばれているタイプです。

  • 圧倒的な減容率:約99.9%。ゴミがほぼ消滅。
  • 優れた衛生環境:臭い・残渣(カス)がほぼゼロ。
  • コスト削減:全自動処理で人件費や廃棄費を抑制。
  • 管理が楽:月1回の簡単な清掃で運用可能。

※介護施設・病院・ホテル等で多数採用。排出水は液肥として再利用も可能です。

② 液状分解型(省スペース)

生ゴミを液状化し、水溶液として排出するタイプです。

  • メリット:非常にコンパクトで設置場所を選ばない。
  • 注意点:一度に大量投入できず、小分け投入の手間が必要。
  • 制限:ご飯類は30%まで。芯や肉類の処理には不向き。
  • 保守:汚泥が溜まるため、数ヶ月に一度の点検が必須。

③ 堆肥型(資源循環)

生ゴミを微生物で分解し、肥料(堆肥)を作るためのタイプです。

  • 目的:環境教育や地域の資源循環活動に最適。
  • 管理:水分調整や湿度管理など、高度な知識が必要。
  • 速度:堆肥化まで数週間~数ヶ月の時間を要する。
  • 課題:生成された堆肥の安定した「活用先」の確保が不可欠。

④ 乾燥式(減量目的)

温風で水分を蒸発させ、生ゴミの体積を減らす(減量)タイプです。

  • 仕組み:分解は行わず、乾燥ゴミが残るため廃棄が必要。
  • ランニングコスト:熱源の使用により光熱費が高くなりやすい。
  • 環境:動作音や、長期使用による臭い漏れのリスクがある。
  • 法規制:運用に「危険物取扱者」の選任が必要な場合がある。

業務用生ゴミ処理機4タイプ(消滅型・液状分解型・堆肥型・乾燥式)の比較表

項目 消滅型 液状分解型 堆肥型(バイオ式) 乾燥式
処理方式 微生物の力で水と炭酸ガスに完全分解 微生物+撹拌+散水で水溶液に分解 微生物による分解で堆肥を生成 熱風で水分を蒸発
体積を減らすのみ
処理時間 数時間~半日 約5~24時間(生ゴミの種類による) 数日~1週間程度 数時間
臭いの発生 ほぼ無臭(臭気発生源が残らない構造) ほぼ無臭 発酵臭が出やすい 比較的少ない
処理後の用途 水と炭酸ガスとして排出、残渣ほぼゼロ
(減容率99.9%)
※水は希釈して自家用機能水に(ご利用に関してはメーカーにお問い合わせください)。
水溶液として排水可能、残渣ほぼゼロ
※水溶液は希釈して自家用機能水に(ご利用に関してはメーカーにお問い合わせください)。
堆肥として再利用可能
自家使用は可(ご利用に関してはメーカーにお問い合わせください)
乾燥ゴミとして廃棄または堆肥化
未発酵の有機肥料として自家使用可。土に混ぜて1?4週間熟成が必要。多量使用や塩分・油分の残留に注意。
エネルギー代 別途水道代
(型式により異なる)
別途水道代
(型式により異なる)
基本的に不要
(手動式)
加熱するため高額
メンテナンス 特殊なメンテ不要、水洗い程度 微生物(菌)の短サイクル補充が必要、汚泥が多いため定期的に取り除く必要あり 微生物の管理・基材補充 フィルター清掃など軽微
設置場所 屋内外両対応、衛生性高く保育園等でも導入実績多数 室内設置可能、コンパクト設計 屋外推奨(臭気対策) 屋内設置可能(静音設計)
導入コスト 中~高価格帯(小型から超大型まで処理性能に応じたラインナップ) 中~高価格帯(処理量に応じた機種あり) 比較的安価なモデルもあり 高性能モデルは高価な傾向あり
補助金制度 一部自治体で対象(CSR・環境対策として導入事例あり) 一部自治体で対象(環境貢献・CO2削減) 一部自治体で対象 同様に補助対象となる場合あり
おすすめ業種 保育園・病院・介護施設・食品工場・空港・ホテル・スーパーなど 空港・ホテル・スーパー・病院・介護施設など 農業・園芸・環境配慮型企業 飲食店・ホテル・食品加工業など

この様に、一概に『業務用生ゴミ処理機』といっても様々な方式があることがお分かりいただけると思います。

POINT 1生ゴミの量や処理された排出物の取り扱いをしっかりと検討した上で選定しましょう!
ここからは、ゴミの削減よりも堆肥を生成することが目的である『堆肥型』と、生ゴミの体積を減容させることを目的とし、最終的には廃棄を行わないといけない『乾燥式』を除き、主流である消滅型と、液状分解型に絞って解説を進めさせていただきます。

2.カタログ値と「実際の処理能力(実測値)」の違いに注意

実は、業務用生ゴミ処理機の処理能力表記には明確な統一基準がなく、それぞれのメーカーが独自の考え方を基に処理能力をカタログに記載しているのが現状です。

例えば一日に100kg処理できるとうたっている生ゴミ処理機でも、消滅型ではカタログ値の8~9割の処理能力があるのに対し、液状分解型においては、カタログ値の6~7割程度しか処理できないものが多い等、実際に処理できる量に違いがありますので注意が必要です。

【カタログ記載処理能力と実測処理能力の比較】

消滅型 液状分解型:A社 液状分解型:B社
カタログ記載処理能力 100kg/日タイプ 100kg/日タイプ 100kg/日タイプ
実際の生ゴミ処理能力 80~90kg/日 60~70kg/日 60~70kg/日

業務用生ゴミ処理機 消滅型と液状分解型におけるカタログ値と実測値の違い

業務用生ゴミ処理機 消滅型と液状分解型におけるカタログ値と実測値の違い

これは、身近な事象に例えると、自動車のカタログに掲載されたメーカーがうたう燃費と、実際の燃費の値を比較したときに、実際の燃費性能はカタログ値に及ばないことがあることに似ているかもしれません。

この様に、実際に出る生ゴミの量を処理するためには、カタログ値よりも大きなタイプを選定しなければいけない生ゴミ処理機があることに注意が必要です。

【投入回数の違いによる人的コスト】

業務用生ゴミ処理機の処理量はそれぞれのメーカーが定めているものとなりますが、同じ処理量をうたっていても、『生ゴミの投入回数』が異なる場合があります。
当然、投入回数が多くなればなるほど現場の『人的コスト』が増えることになってしまいますので、注意が必要です。

業務用生ゴミ処理機の投入回数の違い

業務用生ゴミ処理機の投入回数の違い

Q. どうして投入回数が多くなるの?
A. コンパクトなタイプ(液状分解型)は一度に入れることの出来る容積・空間がないことから、必然的に複数回投入する必要が生じます。
※消滅型、液状分解型のどちらのタイプでも、連続投入自体は可能となっています。
POINT 2それぞれのメーカーに『実測処理能力』と『投入回数』を確認しましょう!

3.投入できる生ゴミの種類(分別・制限)を確認する

業務用生ゴミ処理機のタイプによっては、投入する生ゴミの分別に気を使わないといけないものがあります。

実は業務用生ゴミ処理機にはその仕組みの違いにより、投入する生ゴミの種類や割合に制限がかけられてしまうことがあります。
また、忘れてならないのは、処理方法の違いが『悪臭の発生』に大きく影響するということ。

業務用生ゴミ処理機(消滅型)といってもメーカーによってその処理方法が異なります。
消滅型(完全微生物分解型)が最も残渣が少なく、悪臭も発生しにくい傾向にあります。

【投入できる生ゴミの種類と処理方法の違い】

比較項目 消滅型 液状分解型:A社 液状分解型:B社
ご飯類 制限なし 30%まで 30%まで
肉類・野菜芯 制限なし 処理できないことがある 処理できないことがある
処理方法 微生物分解
(水と炭酸ガス:減容率99.9%)
微生物分解
(液状化:水溶液)
微生物分解
(液状化:水溶液)
臭い
パンチング目の大きさ 粉末、液体を通すくらいの小さい穴 磨り潰された固形、汚泥も通すくらい大きめの穴 磨り潰された固形、汚泥も通すくらい大きめの穴

完全消滅型と液状分解型の投入できる生ゴミの違い

完全消滅型と液状分解型の投入できる生ゴミの違い

こういった制限があると、投入する際に『生ゴミの仕分け』が必要になるなど、本来の業務とは別に『人的コスト』をかけなければならなくなります。

人手不足 + 働き方改革が叫ばれている昨今、できるだけ人的コストをかけずにすむ業務用生ゴミ処理機を選択したいものです。

POINT 3『投入する生ゴミに制限が有るか否か』を確認しましょう!

4.メンテナンス頻度と人的コスト(労力)を比較する

業務用生ゴミ処理機の種類によっては頻繁に清掃やメンテナンスを行わないと排水が詰まったり、浄化槽がパンクしてしまうものがあります

【メンテナンス項目の違い】

比較項目 消滅型 液状分解型:A社 液状分解型:B社
メーカーによる
機械装置メンテナンス
任意

汚泥が少ないので、お客様でできる簡単な清掃、菌床の補充のみで可(年に一度のメーカーメンテナンスを推奨)

必須(3~4か月に1回)

汚泥が多い為、毎月洗浄しないと排水が詰まる。浄化槽がパンクする恐れがある。このため、菌床の廃棄・交換や、菌体の補充を行う必要あり

必須(1ヵ月に1回)

汚泥が多い為、毎月洗浄しないと排水が詰まる。浄化槽がパンクする恐れがある。このため、菌床の廃棄・交換や、菌体の補充を行う必要あり

排水のSS値とBOD値 低い 高い 高い
部品交換・耐用年数 耐久年数(10年)、故障まで交換は無し

※最長で26年以上稼働している実績あり

各種部品交換が原則2年に1度必要

※販売開始から10年未満のため耐用年数は未知数

耐久年数(10年)、故障まで交換は無し

※販売開始から10年未満のため未知数

この様に、カタログを見るだけでは知ることができない、日々のメンテナンスに掛かる労力や部品交換費用は無視できないものがありますので注意が必要です。

Q. よく聞く「排水のSS値とBOD値」って何?

A. SS値とBOD値は水質汚染の度合いを評価するための重要な指標です。

  • ■ SS値(Suspended Solids:浮遊物質量)
    水中に浮遊している固形物の量(目に見える泥や微細な有機物など)を示す指標です。
    高いとどうなる?:水が濁り、魚などの水生生物や配管設備に悪影響を与える可能性があります。
  • ■ BOD値(Biochemical Oxygen Demand:生物化学的酸素要求量)
    水中の有機物を微生物が分解する際に必要とする「酸素の量」を示す指標です。水がどれだけ「汚れているか」を測ります。
    高いとどうなる?:水中の酸素が不足し、生物が生きられなくなるなどの環境負荷が発生します。
POINT 4人的負担(人的コスト)の少ない、メンテナンス回数が少ない機種を選びましょう!

5.菌・菌床の補充費用など「隠れたランニングコスト」を把握する

消滅型の業務用生ゴミ処理機が生ゴミを処理する仕組みは『菌(バクテリア)』にあります。
菌はもちろん生き物です。

生ゴミを菌達が快適に処理してくれるように、菌にとって住み心地の良い環境が求められます。
つまり、菌がしっかり『定着』して働いてくれる『菌床(きんしょう)』が大事なのです。

菌の定着が悪ければ、頻繁にそれを補充する必要性が生じます。
この『菌床』の品質の差によってランニングコストが大幅に異なってきますので注意が必要です。

【菌床・菌のメンテナンス費用比較】

比較項目 消滅型 液状分解型:A社 液状分解型:B社
菌床 / 菌 菌床:自然物
(もみ殻、藁、ウッドチップなど天然の物)菌:一般的土壌菌
菌床:人工物
(ポリプロピレン、プラスティック樹脂)菌:オリジナル専用菌
菌床:人工物
(ポリプロピレン樹脂、セラミックボール)菌:オリジナル専用菌
菌・菌床
メンテナンス
年数回、減った分だけの菌床を補充。菌付きの菌床なので菌床のみ補充(交換・取り出しは無し)

※メンテナンスご希望のユーザー様のみ代行・費用請求

専用の数種類の菌を4ヵ月に1度補充。

菌床の交換・取り出し(2年に1度)が必要

菌と菌床を毎月補充

菌床の交換・取り出しが必要

業務用生ゴミ処理機の菌と菌床の入れ替え作業について

業務用生ゴミ処理機の菌と菌床の入れ替え作業について

この様に菌に働いてもらうための定期的な入れ替えに、高額な費用と労力を必要とする機種があることにご注意ください。

Q. なぜ「菌床の全交換」が必要な機種と不要な機種があるの?
A. プラスチックなどの「人工物の菌床」の場合、摩耗してしまうと菌の住みかがなくなり、結果として分解力が落ちてしまいます。摩耗した人工物は取り出さない限り交換できません。これに対し、「自然物(天然素材)の菌床」は徐々に分解されて無くなっていくだけのため、上から補充するだけで対応可能です。常に新しい住処があるため、菌が元気に働き続ける仕組みになっています。
POINT 5『菌と菌床の補充・交換の頻度(ランニングコスト)』を確認しましょう!

6.本体価格だけでなく「7年間のトータルコスト」で比較する

ここまでご覧いただきましたように、業務用生ゴミ処理機にはその処理能力の差投入できるものの違いメンテナンスの回数や費用などにより、導入後のランニングコストや人的コストに数百万単位の大きな違いが生まれます。

【7年リースで試算したトータルコスト例】
※メーカー公証100kgタイプ(老人施設200床・社員食堂600人規模目安)

比較項目 消滅型 液状分解型:A社 液状分解型:B社
本体価格 約 750万円 約 620万円 約 700万円
メンテナンス・
菌体追加費用など
約 100万円
菌体追加費用×3回(平均)+メンテナンス× 7年
約 230万円
保守管理料・メンテナンス・菌・菌床× 7年
約 400万円
保守管理料・メンテナンス・菌・菌床× 7年
部品交換費用 部品交換×3回
(2年に1度:別途実費)
合計 約 850万円 約 850万円

部品交換×3回(実費)
約 1100万円

この様に「リース中のメンテナンス費用」を含めると、総支払額に大きな差が出てくることがお分かりいただけると思います。これ以外にも、頻回に生ゴミを小分け投入する必要があるなど、日々の『人的コスト』にも大きな差があることも忘れてはならない重要事項です。

POINT 6トータルコスト(本体価格 + ランニングコスト + 人的コスト)で考えましょう!

業務用生ゴミ処理機選びの
重要ポイントまとめ

いかがでしたでしょうか。一概に「業務用生ゴミ処理機」といっても、処理方式やメンテナンス性、トータルコストなど、カタログの数値だけでは見えない実情があることがお分かりいただけたかと思います。

貴社にとって最適な1台を選んでいただくために、
改めて重要となる6つの選定ポイントを整理しました。

  1. POINT 1
    生ゴミの量や処理された排出物の取り扱いをしっかりと検討した上で選定しましょう!
  2. POINT 2
    それぞれのメーカーに『実測処理能力』と『投入回数』を確認しましょう!
  3. POINT 3
    『投入する生ゴミに制限が有るか否か』を確認しましょう!
  4. POINT 4
    人的負担(人的コスト)の少ない、メンテナンス回数が少ない機種を選びましょう!
  5. POINT 5
    『菌と菌床の補充・交換の頻度』を確認しましょう!
  6. POINT 6
    トータルコスト(本体価格+ランニングコスト+人的コスト)で考えましょう!

消滅型と液状分解型業務用生ゴミ処理機比較表(まとめ)

比較項目 消滅型 液状分解型:A社 液状分解型:B社
実測処理能力
80~90%処理可能

60~70%の処理能力

60~70%の処理能力
投入できる種類
人が食べられるものであれば制限なし

ご飯類は30%まで、野菜芯や肉の処理は苦手

ご飯類は30%まで、野菜芯や肉の処理は苦手
処理後の生成物
水と炭酸ガス

水溶液

水溶液
機械装置メンテ
任意(年に一度のメーカーメンテナンスを推奨)

必須(3~4か月に1回)

必須(1か月に1回)
菌・菌床メンテ
減った分だけ補充(ユーザー様で可能:年数回)菌床の交換・取り出しはなし

専用の数種類の菌を4ヵ月に1度補充、菌床の交換・取り出し(2年に1度)が必要

菌と菌床を毎月補充、菌床の交換・取り出しが必要
SS値・BOD値
低い

高い

高い
部品交換・耐用年数
耐久年数(10年)、故障まで交換は無し
※最長で26年以上稼働している実績あり

各種部品交換が原則2年に1度必要
※販売開始から10年未満のため耐用年数は未知数

耐久年数(10年)、故障まで交換は無し
※販売開始から10年未満のため耐用年数は未知数
本体サイズ
小さい

さらにコンパクト

さらにコンパクト
トータルコスト
100kg/日タイプ例:
約 850万円

100kg/日タイプ例:
約 850万円+部品代

100kg/日タイプ例:
約 1100万円

結論:消滅型業務用生ゴミ処理機「ゴミサー」が最適です

32年の歴史と2,600台の実績。
これらの厳しい選定基準を高いレベルで満たしているのが、消滅型のパイオニアであるゴミサーです。
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【まとめ】失敗しない業務用生ゴミ処理機の選び方

カタログの数値や初期費用だけで選んでしまうと、導入後に「処理しきれない」「維持費が高すぎる」といったトラブルに見舞われます。機種選定の際は以下のポイントを必ず確認しましょう。

  • 📊 最大処理量ではなく「1日の実測処理能力(通常稼働時)」で比較する
  • 💸 電気代や菌床交換、残渣(堆肥)の処分費など「隠れたランニングコスト」を計算する
  • ✨ 運用負担と維持費が最もかからない「消滅型(ゴミサー)」を基準に検討する

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