昨今のコロナウイルスの影響で、ウイルスに感染しないための対策が注目されています。対策としては、手洗いうがいの徹底はもちろん、マスクの着用、アルコール消毒などさまざまな対策があります。特に、身体の弱い老人の方への影響は大きく、感染を防ぐためにも徹底した対策が求められています。さまざまな対策がある中で今注目されているのが「オゾン」による対策方法です。今回は老人養護施設での新型コロナウイルス対策についてご紹介します。
新型コロナウィルスとは
新型コロナウイルスは、コロナウイルスの1種です。コロナウイルスとは、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。飛沫感染と接触感染によってウイルスに感染し、知らず知らずのうちに感染していたというケースが多いです。
症状としては、発熱やのどの痛み、咳が長引くことが多く、強いだるさを訴える方もいます。特に、新型コロナウイルス感染症は重度の肺炎に移行する可能性もあるため、喫煙者など元々呼吸器の機能が弱い方には注意が必要です。
老人養護施設での新型コロナ対策として有効なもの
身体の弱い老人に大きな影響を与える新型コロナウイルスですが、感染しないためにはどのような対策があるのでしょうか?ここでは、老人養護施設で実践されている対策方法について解説します。
手洗いうがい
この方法はほとんどの方が実践している内容でしょう。手洗いはウイルス感染対策の基本になっており、接触感染の予防にもつながります。うがいをすると、咽頭の粘膜付着したウイルスが体内に侵入する前に体外へ排出する効果が期待されるため、こまめな手洗いうがいが重要です。
アルコール除菌
アルコールは、石鹸と比べると洗浄力が強く、洗浄の時間が短く済むためウイルス対策には必須です。外出時でも、手洗いうがいの場合は水を必要としますが、アルコール除菌の場合はすぐに実践が可能なため、場所を選ばずにこまめな対策が可能です。
オゾン発生器
オゾンガスを噴霧し、空気を除菌(新型コロナウィルス、インフルエンザウィルス・浮遊菌など)、 脱臭(トイレ・ペット・タバコ・生ごみの臭いなど)し、ホルマリン・カビ・花粉も分解します。 害虫忌避(ゴキブリ・ネズミなど)、シックハウス対策にも有効です。 空間の広さや用途に合わせてさまざまなオゾン発生器を選べます。
オゾン水生成器
オゾン水は除菌力に優れており、ノロウィルス・大腸菌O-157・サルモネラ菌・レジオネラ菌・腸炎ビブリオ菌に有効です。除菌後は、酸素と水に自然分解しますので人にも環境にも優しく、残留性がありません。
特におすすめしたいのが「オゾン」による対策
ここまでさまざまなコロナウイルス対策方法をご紹介してきました。その中でも、最もおすすめしたいのが「オゾン」による対策です。ここでは、オゾンをおすすめする理由や導入例についてご紹介していきます。
なんでオゾンがおすすめなの?
費用が抑えられる
オゾン水は、アルコール除菌に比べて費用面が抑えられます。オゾン水生成器を導入さえしてしまえば、通常の水と同じように使用ができるため大量に使うことができるのです。手洗い、うがい、洗顔時に使用することで非常に強い殺菌力が期待されます。
安全性が高く、強い殺菌力がある
オゾン水の殺菌力は強力で、酸化剤系消毒剤による殺菌・ウイルス不活化効果は通常、酸化力に比例しており、オゾン水>二酸化塩素>次亜塩素酸>次亜塩素酸イオン の順にその効果が強いとされております。レジオネラ属菌やノロウイルス、インフルエンザウイルスに対する不活性化効果も研究の結果が出ています。
老人養護施設でのオゾン導入例
厨房とお風呂場
オゾン水生成器を導入することで、厨房やお風呂場で使用される水をオゾン水に置き換えることができます。頻繁に使用するからこそ、オゾン水による感染対策が実現できます。
病室とトイレ
病室やトイレには、空気中にウイルスが存在していることが多く、臭いも充満しやすいです。そこで、オゾン発生器の導入によって空気中を清潔に保ち、脱臭効果も期待できます。
設備の清掃
施設内の設備の清掃をおこなう時に、オゾン水を使用することで設備の洗浄をおこなうことができます。こまめな清掃を心がけることで、常に老人養護施設内で使われている設備を清潔に保つことができるのです。
老人養護施設には「オゾン」の導入がおすすめ
今回は老人養護施設での新型コロナウイルス対策についてご紹介しました。新型コロナウイルスの対策方法はさまざまありますが、その中でも「オゾン」を活用した対策が非常に有効です。
導入することで、施設内を常に清潔な状態を保つことができます。老人養護施設での新型コロナウイルス対策を検討していた方は、この記事を参考にオゾン発生器やオゾン水生成器の導入を是非ご検討ください。